【Niagara】モーションに合わせた角度に調整しやすくする
Verは4.25.0です
初めに
今回は、斬撃ブラーなどの
モーションに依存しやすいエフェクトで
そのモーションに合わせた角度調整がやりやすい方法を
一応、角度をそれぞれ弄っていっても合わせるのは出来ますが
それだけだとどうしても手間が掛かると思うので
調整をしやすくする手段を
今回の記事ではメッシュを使ったエフェクトが対象となります。
アニメーション通知での調整
Verの更新で、アニメーションシーケンスからも
Niagaraのエフェクトの再生ができるようになり
そこから角度も調整できるようになりました。
また、再生しながらNiagaraSystem上で角度を弄ることも当然できます
ただし、角度を微調整するにしても
角度が変わるのは再び再生されるとき
になるようです
発生時に角度を決めているので当然といえば当然ですが...
また、こちらで調整する場合、角度を調整する手段は
XYZで調整する方法、クォタニオンで調整する方法などがありますが
数値をいれて調整するのは、直感的ではないかなと
レベル上で確認して角度を取得する
なぜレベル上かというと
このように、アニメーションの再生もここで出来るのが理由です
(静止画だと解りにくいですが)
また、手動での調整もしやすいです
レベル上に、BPなどの装備した状態のメッシュを持ってきて(今回はプレイヤーキャラ)
アニメーションのデータを適応する事で、レベル上での再生ができます
問題の角度をどのように調整するかの部分ですが
このキャラのBPに調整したいメッシュを持ってきます
若干見た目が奇妙な気はしますが
読み込んだあとは、アニメーションを再生し、それに合った角度に調整するだけです
このやり方であれば、数値を直接入力するのではなく
向きに合わせて、かなり直感的に角度の調整がしやすいと思います
スナップが入っていると調整しにくいので、外すのは忘れずに
また同時に座標の微調整もやりやすいです
位置などを調整する場合
原点の位置は確認しておきましょう
今回使っているグレーマンのメッシュは足元が原点になっていました
Niagaraで調整する
調整が終わったら、読み込んだメッシュのトランスフォームの所の数値をNiagaraで読み込みます
あとは、そのまま同じ数値をNiagaraの方で代入すれば問題ないはずです
ただ、座標はキャラ基準なので、エンジンオーナーPositionとの加算
向きはキャラの向きもほしいのであれば、エンジンオーナーRotationは入れておきましょう。
メッシュの角度を決めるMeshOrientationはクォータニオンの型なので
変換する必要があります
以前の記事でも出したと思いますが
自身はこのような変換する機能を作ってあります
関数を使えばそこまで手間の掛かるものでもありません
今回はここまでとなります
大分前にやろうとしたときは一回諦めたのですが
再びやったら結構あっさり解決したのがこの件です...