【UE4Tips】トゥーン調マテリアル
VerはUE4.27です
【初めに】
この記事はエフェクトの小技的なちょっとした記事となります。
トゥーン調のエフェクトで自分が試した内容の一つです。
表現方法はいろいろあると思うので、選択肢の一つとして見てもらえると幸いです。
【機能説明】
トゥーン調なエフェクトをつくる場合
オパシティマスクなどを使った表現が定番で手軽にやりやすい手段ではありますが
どうしても数値が極端になりやすく、細かい制御がしにくい欠点も出てきます。
拡大してみたりすると、形状がガタガタになりやすい問題も抱えていたりします。
なのでこの端だけ半透明の処理をいれて処理をするという内容です。
半透明の処理の領域自体の制御もできるように組んでいるので
端が目立ちやすいかどうかで、数値を変えて処理する事も可能です。
【処理説明】
今回の処理で必要となってくる部分は
0となる部分(描画されない部分)
1となる部分(描画される部分)
0~1となる部分(半透明でなじませる部分)
切り捨てる処理自体は比較的にシンプルです。
定数で減算して0以下となった部分です。
負の数値は後の処理で面倒になることもあるので、MAXを使って0以上の数値のみになるようにします。
最後の除算(Divide)は減算で減った数値を0~1に直してくれます。
OneMinusも忘れずに
こちらは切り上げです
切り捨てとやってることはほぼほぼ同様です。
最初にOneMinusをしてから切り捨てと同じ処理を行います。
最後はその後にOneMinusも入れましょう。
【最後に】
今回はここまでとなります。
数値を0~1で管理する手法は、利便性が高いので
できればこの数値内で管理するようにすると、制御もしやすくなりやすいと思います。