moyasiエフェクト館

主にエフェクト関係の記事を上げていこうかと思います。


エフェクトに関係する記事上げてきます
エフェクト関係の記事の内容は緩く募集中
自分がわかる範囲であれば書いていこうかなと。

【SD】オーラっぽいテクスチャを作る

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Verは2018.1.1です

以前に作ったものなので、一部記事内でノード差し替えてます

SubstanceDesignerでオーラっぽいテクスチャを。

 

全体の構造

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大きく4つに分けます

1・全体の明暗を調整する部分

2・一番のベースとなる模様

3・タイリングの誤魔化しとして、ベースに混ぜる模様

4・1~3の要素の合成&最後の調整

 

1.全体の明暗を調整する部分

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ノイズのこのノードをベースにします

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このノードを二つ作り、数値を調整して違うパターンにします

これを、指方向ブラーで上下にブラーを掛けます、角度の回転を0.25にすると、上下のブラーに変化します。

 

その後、トランスフォームのこのノードで角度を変更します。

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最後に、ブレンドノードで、乗算で接続します。

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所々黒っぽい部分を作りたいので、片方は全体が白っぽく、もう片方はちょっと明暗を強くすると、綺麗になりやすいです。

ベースのノイズのコントラストや、座標を調整していきます。

 

2.ベースとなる模様

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一番の下地となる模様です。

 

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Perin Noise1がVerで無くなったようなので、差し替えてます。

ノイズのこちらを

パターン違いで同じノードを二つ使います

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比較的大きくした後に、レベル補正で明暗をある程度はっきりするように調整します。

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大体こんな感じでしょうか。

 

レベル補正したものを、両方ブレンドノードに繋ぎ、合成方法は最小(暗)で。

 

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この時点で、一番左のようなのになると思うので、再びブレンドノードで

今度はOverlayで合成します、これでコントラストがハッキリします。

 

その後はトランスフォーム2Dで、高さを20%にする事で、細長くしてタイリング処理を行います。

 

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最後の微調整の部分

 

使うノードはパターンのこちら

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Rotationで横から縦にして、タイリング処理を切った後、Tilingのパラメータで細くしていきます。

その後、トランスフォーム2Dで左右に分かれるように位置を調整した後にブレンドノードで減算して、左右を暗くします。

不透明度は少し低めに(今回は0.25にしています)

 

3.ベースに混ぜるノイズ

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ベースになるのはこのノイズです

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綺麗に見せるコツとしては、赤枠の部分の様な大きめの黒い部分を極力なくす事です。

 

続いて、調整のこのノードで、白黒を反転させます

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その後は、このノードを二つブレンドノードで、加算させて白を強くします

最後にトランスフォーム2Dの、高さを25%にしてタイリングさせます。

 

4.合成&調整

 

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この部分は、1,2,3で作った部分です、それらの合成です

下側のブレンドは最大(明)

右側のブレンドはSoftLightです。

 

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この状態だと、タイリングがやや目立ってしまってもいるので、ちょっと誤魔化します。

 

トランスフォームのこのノードを

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斜めにズラすようなノードで、これによってタイリング部分を多少誤魔化します。

 

その後、指方向ブラーで左右にブラーを掛けます(この部分は、個人によって好みが別れそうです)

 

最後にトランスフォーム2Dで回転させて完成です。

 

なお、最後に極座標変換するトランスフォームのこのノードを使えば

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この様な見た目に、

 

 

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その後、パターンのこのノードなどで円を作り 

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 ブレンドノードで乗算すればこの様にもできます。

 

単純な板ポリに貼る場合には、中々使い勝手があると思います。

 

 

 このエフェクトのメインの部分に使ってます

 

極座標掛けずに、モデルに貼る使い方だとこちら

 中心の柱部分の模様みたいな部分に使っています。