moyasiエフェクト館

主にエフェクト関係の記事を上げていこうかと思います。


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エフェクト関係の記事の内容は緩く募集中
自分がわかる範囲であれば書いていこうかなと。

【Effekseer】Glowについてあれこれ

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今回はglowについてあれこれ

 

Glowは、擬似的に光っているように見せるための手段というか、パーツという感じです。

 

どうやって光らせて見せるのか?というのは

αを下げて、大きくしたパーティクルを、加算合成で重ねるのが非常にお手軽です。

 

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1枚目が、粒子が飛び散るエフェクト

2枚目は、1枚目に追加すぐglow

3枚目は、1枚目と2枚目を重ねたもの

 

この例は、非常に単純な例なので、もっときれいにしたい場合は、もっと凝って作る必要はあります。

色に関しては、メインとなる部分と、glowになる部分で、色を変えておくと、より発光感が強くなります

 

 

また、このような無数飛び散るものの場合、中心に大きく一つだけglowを追加する方法もあります。

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左は、追加したglow

右は、glowを適用したもの

中心に一つ大きいのを出す場合の利点として、この例の場合、全体に青っぽい色が追加されているので、全体的の色の変化が緩やかになるので、全体的に馴染んでみるようになります。

 

glowは、大きさや、αの数値によって、かなり見え方が変わってきます。

 

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左は、αを下げて、Glowの部分を大きくしたもの

右は、αを下げずにGlow部分を大きくしたもの

 

左はより光って見えてると思いますが、右側は少々白飛びしてしまっています。

 

Glowは基本的に薄く、大きくしたほうが綺麗に光って見えやすいです。

ただし、半透明部分が非常に重なるので、直接ゲームエンジンなどにに持っていく場合は、処理負担も掛かりやすいです。

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このような、連番画像として出力して使うのもありなのでは?と。

 

また、Glowを掛ける場合、元の色よりも、RGBは基本的に低めにしたほうが、綺麗に見えることが比較的に多いです。

今回の例では

R:116~140

G:168~216

B:255

に対して

R:16~48

G:32~96

B:255

でGlowを掛けています

今回の例では、青や水色の配色なので

Bをメインに、次点でGも入れています

また、白い部分が多少はないと、光って見えにくいので、Rも入れています

R要素を抜くと

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この様になります、これはこれで綺麗ですが、どうしても発光感は薄くなってしまいます。

 

メインとなる部分は、RGBを全部入れて白い部分を作ると、発光感は増しますが

Glowの部分は、RGB全てなくても綺麗に光って見える事も比較的に多いです。

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左は、Glowの部分のRを0に

右は、Glowの部分のRとGを0にした例です

アニメーションGIFで貼った都合上なのか、そこまで綺麗には見えてないですが

表現したいものによっては、かなり綺麗に写ったりするので、Glowの部分のRGBは色々変化させてみて試してみるのが良いのかなと。

 

 

テクスチャ自体にGlowっぽいのを追加したい場合は

よく使われるやり方では、ブラーを掛けてからスクリーンで重ねてあげるといいです

別々のパーティクルとして重ねると、どうしても描画負担が掛かってしまうので。