【Effekseer】マテリアルで簡易的に光って見えるようにする
Verは1.51です
【初めに】
今回は、マテリアルでちょっと弄れば、手軽に発光みたいなのを作る
という感じの内容になります
あくまで簡易的になりますが、とりあえずテクスチャ1枚で手軽に光ってみるようにする感じとなります。
【ブルーム】
よく聞くやつですね、お手軽に光らせることができます。
ブルームとなるところをOnにすると有効になります、デフォルトだとOffになっています。
今回はかなり極端な数値で設定しましたが、上記の設定でこのようになりました。
後ろにある、マテリアル自体で光ってみせる方法と違い
こちらは、エフェクト全体に一括で光らせます
手軽さではこちらの方が高いです
とりあえず手元にあったエフェクトでブルーム有り無しの比較だとこのようになっています
数値としては
明るさは0.6
しきい値が0.5
穏やかさが1
となります。
【マテリアル】
では本題のマテリアルです
マテリアルの中身自体はこのようになっています。
内容としては、違う乗数したものを加算しただけとなります。
単純にテクスチャを使うだけならこうなります。
ここに対して、まずは乗数を入れていきます
また、ここの乗数は調整できるようにするので
パラメータからの出力を繋げます
図だとPowBaseと付けました
そして、そこに光って見える為の部分の処理を追加しました
それが赤枠の部分となります。
PowCoreという名前が、中心の光って見える部分に使う乗数です
こちらはPowBaseよりも高い数値が望ましいです
それを加算するのですが、このままだと強過ぎる可能性があるので
ここの強度も調整できるようにしました。
左下のAdd_Core_Levelと付けたパラメータと乗算し
エフェクト毎に変えることができるようにしました。
そして、元々Emissiveに繋がっていた部分と、ここの情報を加算して
Emissiveに繋げます。
これで完成となります。
【調整】
今回はこの様な画像を使いました。
その画像を使うとこうなります
各パラメータは
Poebaseが1.1
PowCoreが15.5
Add_Core_Levelが1.3
RGB自体はR0、G101、B255
となります
PowCoreの数値を小さくすると、このように白い部分が強くでてくるのでよりクッキリ見えるようにもなります。
この方法を使う場合、テクスチャもそれに合わせて色の階調を作ってあげると利便性も高くなります。
またマテリアル側もかなりベースの部分のみとなっているので
他のテクスチャと乗算させたり、別のテクスチャを使って色味を追加する
歪みやタイリング、スクロールなど
自分の作るエフェクトに合わせてマテリアルは調整するのが良いと思われます。
今回はここまでとなります、なんとなくで光って見えるようにしたい、という場合には手軽さはあるのではないでしょうか。